瓜田ダム公園
高岡町の瓜田ダムは、洪水防止を目的とした治水ダムです。
堤高42m、堤頂長 160mの重力式コンクリートダムであり、平成10年に竣工しました。
「ダム公園」の名の通り、ウォータースライダー付きのプール、アスレチック広場などを配して公園化しています。
他のダムのように、山中で道幅が狭くて行きにくいということはありません。訪れる人は非常に少ないので、ひっそりとした雰囲気が好きな人にはお薦めの所です。
穆佐(むかさ)城を模した、ダム管理事務所。
穆佐城は、元弘年間(1331-34)に足利尊氏によって築かれたとされる城で、最終的には島津氏に支配され幕末まで続きました。
ダムの天端。車は進入禁止です。
石垣状の天端、ガス燈のような外灯と凝ったデザインになっています。
突き当たりに、アスレチック広場の水色の滑り台が見えています。
天端近くには、非常用洪水吐きの穴(12.5m×1.4m)が4箇所開いています。
沈んだ色のダム湖。
水面ぎりぎりまで樹が茂っています。
堤体より流れ出た水は、減勢池で勢いを和らげた後、放流されます。建物が見えていますが、降りて行くことはできないようです。
チョロチョロとしか流れていないので、いまいち迫力に欠けます。
大雨の後に行ったほうが良いかも。

アスレチック広場には、こどもの喜びそうな遊具が並んでいます。
そり滑り台。堤体が正面に見えます。
展望台からは堤体やダム湖の見晴らしが良い。
管理事務所横の駐車場は10台位ですが、5分ほど歩けば広い駐車場もあります。
ダム湖の周囲を歩いて回ってみます(約40分)。
行き止まりの道路なので、車は滅多に通りません。
高い切り通しがあります。
ダム湖側から見た堤体。
高さ2m幅2.25mの常用洪水吐き。
オリフィスによる自然調節方式です。
通常は、流入した水をそのまま垂れ流します。
雨が大量に降って水位が上がっても、オリフィスの抵抗で下流側には急激には放流しません。
ただし、非常に大量の水が流れ込んで水位が上がった場合は、上の非常用洪水吐きから放流されます。数年前の台風14号のような想定外の雨量の場合は、さすがに対応できないようです。
ここにもお城が・・・。
壁には瓦が載せられ、矢を射る窓まで造られています。
なかなか凝ってますね。
ここから本丸を望む。
先ほどのお城からは、水面まで繋がる斜面が造られています。
ダム湖を管理する機材などの倉庫ではないかと思います。
スタート地点に戻ってきました。
結構な高さのあるウォータースライダー。

プール利用料金はこのようになっています。
ダム周辺の地図(クリックで拡大)
- [2008/05/02 19:54]
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コメント
どこの城?
どこの城?と思いきや・・・何とダム管理事務所ですか?しかし・・訪れる人が少ないというわりには凄い施設で・・つい国土交通省あたりの無駄使いを思い出してしましました(笑)
最近山道を走って思うことは、なぜにこんな広い道が・・トンネルが・・橋が・・こんな所に?と思うことも多いですよね・・・
楽閑人さん、いつもコメントありがとうございます。
ダムは観光地というわけではないので、見に行く人もそう多くはないと思います。
管理事務所をお城にしているのは、普通の人にも関心を持ってもらいたいということでしょう。
楽閑人さんも行かれた日南ダムも、浮き桟橋などを設けたりしています。
(ここは坂元棚田や道の駅もあるので、観光ルート化しやすいですが)
広渡ダムにも水遊びできるレイクサイド公園がありました。(台風14号で崩壊)
ダムだけだとコンクリートの塊の無機質な感じですが、緑化されたり公園があると少しはなじみやすくなると思います。