高鍋大師
高鍋町の小丸川北側の台地には持田古墳群があり、畑の中に5〜6世紀に造られた85基が点在しています。昭和初期に古墳からの盗掘が相次いだため、岩岡保吉(いわおかやすきち)という人が盗人を威嚇し、古墳に葬られた人を慰霊するために多くの石像をここに設置しました。
国道10号を走って小丸川を超えると左手の丘に奇妙な石像群が見えます。こちら側からは丘には上がれませんので、「高河原」の交差点を西に進み、愛宕神社の鳥居のすぐ横の細い道を登りきったら、すぐ右(東)へ進んでください。(道が分かりにくい)

石像は小さいものも含めると700体あるそうですが、9体は6mを越す巨像です。
林の奥側に古墳が点在しています。

十一面観世音。
ここの像の中でトップの出来だと思います。
阿修羅のように背中から腕がニョキニョキ生えています。

この寺は台地の一番崖側に位置しており、町の眺めもとても良い。
大きな像はみな東側を向いています。

風神。
ここの像は平らな石を数個積み上げて胴体を作り、上に頭を載せて出来ています。

この人が岩岡保吉。
80歳台になっても像を造り続けたエネルギッシュな人です。
ここの像は芸術とは少し違うが、生命力とおおらかさのある独特の味があります。
是非、この不思議な空間を体験してみていただきたい。
- [2007/06/02 17:05]
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